Rhino+ (ライノプラス) 始まります

rhino_plus_rogo

ライノセラスでの作業中に
こんなコマンドがあればいいのに」、と思ったことがありませんか?
ちょっとしたコマンドでオペレータの作業負荷は、グッと下がり、
よりモデリングに集中できます。
そんな「ちょっと」を解決するために Rhino+ (ライノプラス) は できました。

メインプログラムは、弊社-創造社が担当し、
インターフェイスやデザインに関することは
アサカワデザイン http://www7b.biglobe.ne.jp/~asakawa-design/  さんが
担当していきます。

定期的にpluginの提供を行います。
アドレスは、こちらです。
http://www.rhino-plus.kaga-sozo.co.jp/

IGES変換による面の連続性

IGESデータのインポート時の設定

101015_0

・① CATIAで作成した状態 (ベース)

101015_1_moto

・② IGESにて エクスポート
    ⇒ インポート (設定は、自動最適化-デフォルト設定)

101015_3_auto002

・③ IGESにて エクスポート
    ⇒ インポート (設定は、拡張最適化 (数値は 0.02 ) )

101015_2_no

・④ IGESにて エクスポート
    ⇒ インポート (設定は、最適化なし)

101015_4_auto

・⑤ IGESにて エクスポート
    ⇒ Rhinoceros にて インポート、エクスポート
      ⇒ CATIA にて インポート (設定は、自動最適化)

101015_5_rhino

・⑥ IGESにて エクスポート
    ⇒ NX5 にて インポート (連続性チェック)

101015_6_nx00

・⑦ IGESにて エクスポート
    ⇒ NX5 にて インポート、エクスポート
      ⇒ CATIA にて インポート (設定は、自動最適化)

101015_6_nx01

・⑧ 上記をトリム解除 ⇒ 再トリム

101015_6_nx02

①~⑧まで、画像がありますが、順番に説明します。
その前に
http://kaga-sozo.co.jp/blog/?p=80
でも書きましたが、 IGES取り込みのオプション違いにより、
インポートされた面が最適化される、といった内容があったかと思います。
その最適化により、面の連続性に影響が出るという説明です。
それに合わせて、エクスポート、インポートでも、影響が出る説明も
合わせて行います。

①。 CATIAで面を作成した状態です。
黄色の部分に、連続性エラーが出ています。
(MAX 0.044° - 黄色は、0.03° 以上の部分です。)
この部分は、片方だけがトリム面(画面の上の面)です。
また、面は、フリースタイルで作成しております。
(NURBS面では、結果が違ってきますので。。。)

②。 エクスポートし、そのままインポートしなおした場合です。
この時の取り込みオプションは、デフォルト設定の”自動最適化”です。
連続性の数値は、同じで、MAX 0.044° となっており、
0.03° 以上の範囲も、殆ど同じとなっております。

③。 ②と同じですが、取り込みのオプションを、
”拡張最適化 - 数値 0.02 ” です。
この場合では、連続性に影響が出てきます。
MAX 0.084° となり、0.03° 以上の範囲も多くなっています。
結果として、この拡張最適化は、使用しない方が良いということになります。

④。 ②、③と同じですが、取り込みのオプションを、
”最適化なし”の場合です。
結果としては、②のデフォルト設定-自動最適化と同じとなりました。
(この設定は、あまり使用しないと思います。
と、いうのも、他にも理由があって・・・。それは、いずれ、また説明を。)

⑤。 エクスポートしたデータを Rhinoceros で取り込みました。
(ライノセラスにて、面の連続性をチェックしたところ、
CATIA とほぼ同じ結果でした。)
Rhinoceros で取り込んだ後、そのままエクスポートし、
CATIA へインポートした状態です。
結果は、MAX 0.045° となったぐらいで、
0.03° 以上の範囲もあまり変わりません。
ですので、 Rhinoceros から IGES だからといって、
すべての連続性が無くなるわけではないということですね。
元面がしっかりしていれば、何ら問題無いようです。

⑥。 ⑤と同じように、今度は、 NX5 に取り込みました。
チェックしたところ、CATIA で出た数値、範囲とほぼ同じでした。
(ヒゲが出ているところが、0.03° 以上の範囲です)

⑦。 NX5 で取り込んだ後、そのままエクスポートしたものを、
CATIA で取り込みました。
結果は、MAX 0.217° で、0.03° 範囲も、増えました。

⑧。 ⑦の状態で、エラーが増えた範囲がトリム面の端末ということもあり、
トリム解除 ⇒ 再トリム を行って、チェックしてみました。
結果は、MAX 0.043° となりましたが、
何故か、0.03° 範囲が、若干違ってきています。
よって、NX5から出るIGESデータのトリム面の精度が悪いということです。
NX5のエクスポートオプションを今度調査してみますが、
向上しないのではないかと思われます。
なので、出来れば、NX5 ⇒  といったことは極力しない方向で
進めるべき、ではないかと思います。

以上です。