長さ 570.00mm で加工したものを HandySCAN 700 非接触測定してみました。
これ以上長いものは、弊社で加工出来ないという理由もあり 570mm で精度確認を行います。
結果は、570.02~570.04 と、納得できるラインだと思います。
中央のブロックも確認しました。
表裏全周測定した部分の精度も 60.03 となっています。
条件によって、誤差が大きく出る可能性もありますが、
±0.1程度には入ってくると予想されます。
長さ 570.00mm で加工したものを HandySCAN 700 非接触測定してみました。
これ以上長いものは、弊社で加工出来ないという理由もあり 570mm で精度確認を行います。
結果は、570.02~570.04 と、納得できるラインだと思います。
中央のブロックも確認しました。
表裏全周測定した部分の精度も 60.03 となっています。
条件によって、誤差が大きく出る可能性もありますが、
±0.1程度には入ってくると予想されます。
前の記事でも書きましたが、透明な物はレーザーの光を貫通してしまうのでそのままではスキャンが難しいです。
以下、試してみた結果です。
ネジが入っているプラスチックのケースです。
ケースの向こう側のネジまで写し取ってしまいます。
ネジを抜いてケースだけにすると、ある程度輪郭はわかる感じですが表面がすこしぼこぼこしてしまっています。
表はマジックで書いた字、裏は目盛りやプラ表記の凸凹も写っていますね。
半透明グレーのプラケースはまあまあ綺麗にスキャンできました。
ある程度光を通さない素材でないとやはり難しいです。
非接触式の3Dスキャナは、レーザー光やLED光を対象物へ照射することで、形状を計測しています。
光を反射しすぎてしまう光沢面や光を反射しない黒いものや透明なものをスキャンするのは難しいです。
上記を解決するために探傷剤や制汗スプレーを塗布したりします。が、対象物によってはできないものも多いと思います。
HandySCAN 700はシャッタースピードを変更することで、光沢面や黒物にもある程度対応できるようです。
カメラのケース。表面素材はマットなゴムのような感じです。
エアスプレーブラシ。表面素材はメッキです。
黒色且つ光沢のある物や、透明素材への対応も研究していきたいです。
引き続き色々スキャンしてみています。
スキャンする際、位置を読み取るためのマーカー(シール)を貼るのですが、スキャンする対象に直接貼れないときは、物を置いた周囲や壁などでも大丈夫です。
こんな手作り感満々…のシートでも位置が固定されていればOK
マーライオンの置物を発見したのでスキャンしてみます。
鱗の彫刻がなかなか複雑。
縦に長いので倒してスキャンしています。下側になっている部分は後で別に読み取ります。
読み取っているところはこんなかんじ。 大まかに全体を取ったあと細部も詰めていきます。
下側も同じようにスキャンし、張り合わせて完成です。
おまけの信楽たぬきもこんなかんじに。
新しく導入した HandySCAN 700 は、高精度な3Dスキャンです。
効率的に対象形状をデータ化する事ができます。
手近なものとして、扇風機をスキャンしてみました。
分解して別々にしなくても、
前後の網と羽の形状をきれいに取り込むことができます。
第一回 Creaformユーザー会へ行ってきました。5/20(金)14時~
名立たる大手メーカーさんが多数参加されている中、それとなぁ~く参加してきました。
新しいMetraSCANの紹介やユーザー事例紹介、その後、懇親会もあり、面白かったです。
お話しさせて頂いた方々にはお礼申し上げます。
もっと時間があれば、皆にお話しを聞きたかったですね!!
そうそう、Creaformさんですが、社名がしばらくすると AMETEK へ変わるそうです。
なので、次回のユーザー会は AMETEKユーザー会となるのかな?
第一回?第二回?どちらにするのかな?
また参加させて頂きたいと思います!
HandySCAN 3Dレーザースキャナーを導入しました!!
CREAFORM の ポータブル3Dスキャナー ” HandySCAN 700 ” です。
レーザータイプの3D非接触測定器です。
精度0.03mmと高精度です。
それでも、1mでは大体0.15mmの誤差になるかと思います。
(この辺は調整中です。
精度を上げる為の何か良い方法があるはず!!と、試行錯誤中・・・。)
ハンディータイプの為、360°回転し測定することが可能です。
測定物の色に制限が少ないですし、光にもあまり影響されません。
(レーザーが反射されてしまうものや通り抜けてしまう透明、半透明はダメです)
軽い事もあり、持ち出しも出来ますので、
出向いて測定といったことも可能になります。